おおず歴史華回廊とは
自然がもらたした近代の繁栄
大洲のまちは明治時代に大きく栄えました。その華やぎをもたらしたのは、木蝋や生糸など自然の恵みから作られる高い品質の製品とその貿易です。大洲の代表的な建築である臥龍山荘やおおず赤煉瓦館も、当時の繁栄を象徴する建物です。
肱南地区の歴史
大洲の中心部、肱川の南に位置する「肱南地区」は、鎌倉時代以降、500年を超える長い間、この地域の政治、経済、文化の中心地として、また城下町として栄えてきました。戦時にも大規模な空襲を受けておらず、現在もまちの随所に昔の面影を残しています。
大洲の食文化
大洲藩江戸屋敷の秘伝菓子「志ぐれ」や参勤交代の土産として用いられた「月窓餅」などの和菓子、鮎や川蟹など肱川の恵みを活かしてつくられる川魚料理、特産品を活かした新しい名物料理などをまち歩きの途中で手軽に味わえます。
大洲に暮らす人たち
大洲の歴史的景観の中で生業を営む人たちは、まちの歴史の語り部でもあります。まち歩きの途中でぜひ大洲の人たちに声をかけてみてください。歴史が暮らしに息づく大洲ならではのまち歩きを、地元ならではの視点でより楽しいものにしてくれるはずです。